開発の背景
犬や猫等のコンパニオンアニマルを感染症から守るために、1960 年代から世界的にワクチネーションが普及してきました。その結果、ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルス感染症及び猫汎白血球減少症等の致死率が高い感染症の発生率は減少傾向にあります。一方でワクチネーションによる副作用の発生が報告されています。
STEP1 |
検体は、血清、血漿は5μL、全血はヘパリン又はEDTAで処理し10μLを使用します。 |
STEP2 |
1サンプルにつき1つのA槽の反応用プレートシール材を付属のピンセットで押し破り開封します。 A槽に検体を入れ、数回吸引、排出 (ピペッティング)して混和します。 |
STEP3 |
コームカードをプリント面が手前になる様にA槽に挿入し5分間浸漬します。 浸漬中は2~3分おきに数回コームカードをゆっくり上下に小刻みに動かします。 |
STEP4 |
次にB、C、D、E、F槽へと同様の手順でコームカードを移動、以下の時間浸漬していきます。 B槽:2分、C槽:5分、D槽:2分、E槽:2分、F槽:5分。 F槽終了後コームカードを反応停止のためE槽に戻します。2分間浸漬した後風乾します。 |
STEP5 |
反応終了後コームカードを完全に乾燥させます。 各スポットの濃淡の濃さをコームスケールを用いて陽性コントロールと比較し判定します。 |
[コームスケール] |
コームカードの色調変化をコームスケールによりスコアで判定します。 | |
※スコア3以上で陽性と判定します。
カットオフラインは、米国コーネル大学の基準に則り
となっています。
犬や猫等のコンパニオンアニマルを感染症から守るために、1960 年代から世界的にワクチネーションが普及してきました。その結果、ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルス感染症及び猫汎白血球減少症等の致死率が高い感染症の発生率は減少傾向にあります。一方でワクチネーションによる副作用の発生が報告されています。
犬用ワクチチェックは、犬の血清、血漿又は全血中のCDV*、CAV* 及びCPV*に対する各IgG抗体の検出を目的とした動物用医薬品 体外診断用医薬品です。
コームカード 反応用プレート コームスケール ピンセット 検査結果用紙 カルテ用シール
犬用ワクチチェックの使用方法のPDF、解説動画ビデオなどをご覧ください。