開発の背景
犬や猫等のコンパニオンアニマルを感染症から守るために、1960 年代から世界的にワクチネーションが普及してきました。その結果、ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルス感染症及び猫汎白血球減少症等の致死率が高い感染症の発生率は減少傾向にあります。一方でワクチネーションによる副作用の発生が報告されています。
12検体用に12本の歯を備えた櫛型(Comb)のプラスチック製のカードです。歯の部分には根元から順に陽性コントロール血清液、検査対象抗原としてCAV、CPV及びCDVまたはFPVの各抗原液が添着されています。1回に1検体分から12検体分まで、使用分を切り取って使用することができます。ELISAにより検査結果は、紫灰色のスポットが現れます。
縦にA槽からF槽の6槽を1検体用、横に12検体用として12列の計72穴の槽に試料を充填したプラスチック製のプレートです。
1検体用としてA槽には、検体希釈液が充填され検体を入れます。
B、D、E槽には、洗浄液が充填されています。
C槽には、二次反応のためにアルカリフォスファターゼを結合させた抗抗体が充填されています。
F槽には、発色剤が充填されています。
検査により発色した各スポットの色の濃淡によりスコアを計測します。
本体と0~6のスコアが印刷されたスライドから構成されています。
本来のピンセットの使用目的ではありません。反応用プレートのアルミカバーを開けるために使用します。
縦横いずれの方向で使用しても反応用プレートに充填された反応液に干渉をいたしません。
反応用プレートのカバーの開封はこのピンセットを使用してください。
検査結果用紙
従来のワクチン接種証明書と同様にご使用ください。
カルテ用シール
左側のシールを検査結果に貼付してください。
右側は結果を記載しコームカードを切れ目に差し込みカルテに貼付してください。
犬や猫等のコンパニオンアニマルを感染症から守るために、1960 年代から世界的にワクチネーションが普及してきました。その結果、ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルス感染症及び猫汎白血球減少症等の致死率が高い感染症の発生率は減少傾向にあります。一方でワクチネーションによる副作用の発生が報告されています。
犬用ワクチチェックは、犬の血清、血漿又は全血中のCDV*、CAV* 及びCPV*に対する各IgG抗体の検出を目的とした動物用医薬品 体外診断用医薬品です。
コームカード 反応用プレート コームスケール ピンセット 検査結果用紙 カルテ用シール
犬用ワクチチェックの使用方法のPDF、解説動画ビデオなどをご覧ください。